英語学習をしていると、loveとlikeはどちらも「好き」という意味で覚えてしまいがちです。
しかし、この2つにはニュアンスや使い方に大きな違いがあります。
loveは強い感情や深い愛情を表し、恋愛や家族、趣味への情熱など幅広く使われます。
一方、likeは比較的軽い好意や好みを表す言葉です。
本記事では、loveとlikeの意味や使い方、そして違いを詳しく解説します。
これを読めば、英会話や英文作成で迷うことなく使い分けられるようになるでしょう。
loveとは
loveは英語で非常に強い好意や愛情を示す言葉です。
その意味は多岐にわたります。
-
愛しく思う・かわいがる
家族や友人、恋人など、かけがえのない存在を大切に思う感情を表します。 -
恋愛感情を持つ
異性やパートナーに対して恋愛的な好意を持つ場合に使われます。 -
大いに好む
趣味や活動などに強い情熱を抱く場合に用いられます。 -
敬愛する
尊敬と愛情が混じった感情を表し、人物や理念に向けて使われます。
これらに共通するのは「他と比べられないほど好きである」という強い感情です。
英語圏では恋愛だけでなく、家族や友人、さらには物事や活動にもloveを使います。
loveという言葉の使い方
loveは動詞として「愛する」「大好きである」という意味で使われるほか、名詞として「愛情」「恋愛」「好み」などを表します。
日本では恋愛の意味で使われることが多いですが、英語圏ではもっと幅広く、家族や友人、趣味にも日常的に用いられます。
例:loveの使い方
-
She fell in love with him.(彼女は彼と恋に落ちた)
-
I love rock music all through my life.(私は生涯を通してロックを愛している)
-
I love my daughter from the bottom of my heart.(私は娘を心から愛している)
likeとは
likeは「好む」「気に入る」といった意味を持つ、より軽い好意を表す言葉です。
-
〜を好む・好きである
人や物に心が引かれる状態を表します。 -
〜を欲する・〜したいと思う
「〜したい」と望むときに使われます。 -
気に入る・好みに合う
自分の趣味や感覚に合致している場合に用いられます。
これらに共通するのは、「良いと思って気に入る」という点です。
感情の強さはloveよりも軽く、日常的な「好き」を表すのに適しています。
likeという言葉の使い方
likeは動詞として「好む」「欲する」、名詞として「好み」「好きなもの」という意味を持ちます。
比較的軽い好意を表し、食べ物や趣味、人への好感など、幅広い場面で使われます。
例:likeの使い方
-
I like listening to music.(私は音楽を聴くのが好きだ)
-
She likes going out with her friends.(彼女は友達と出かけるのが好きだ)
-
I would like to ask you some questions.(あなたにいくつか質問したいです)
loveとlikeの違いとは
loveとlikeはどちらも「好き」を表しますが、その強さや対象範囲に違いがあります。
-
loveは強く深い愛情を表し、恋人や家族、人生で大切な趣味や活動など、他と比べられないほど特別な対象に使います。
恋愛感情や敬愛の念を含むこともあります。
-
likeは軽い好意や好みを表すため、日常的な「好き」に使います。
食べ物や音楽、人柄への好感など、気軽なニュアンスです。
英語圏では、家族や友人、ペットへの愛情もloveで表現しますが、好意がそこまで深くない場合や単なる趣味嗜好にはlikeを使います。
例えば、「I love my family」は家族への深い愛情を示しますが、「I like sushi」は単なる好みを表します。
感情の深さと対象の特別さが、この2つを使い分けるポイントです。
まとめ
loveは深く強い愛情や情熱を示し、恋愛や家族、特別な趣味などに使われます。
一方、likeは軽い好意や好みを表し、日常的な「好き」に適しています。
英語を使う際には、感情の強さや対象の特別さに応じて使い分けることが大切です。
正しく使い分けることで、英語表現がより自然で的確になります。
さらに参考してください:
lecturerとprofessorの違いの意味を分かりやすく解説!