デジタル出力用の端子規格として、「ディスプレイポート」と「HDMI」が広く知られています。
これらの規格は、主に映像や音声のデジタル出入力に使用されますが、それぞれの違いや特長について理解していますか?
今回は、この2つの端子規格「ディスプレイポート」と「HDMI」の違いについて解説します。
「ディスプレイポート」とは?
「ディスプレイポート」とは、「映像や音声のデジタル出入力用の端子規格」です。
「ディスプレイポート」の使い方
主にパソコンとディスプレイをつなぐために用いられるデジタル出入力用端子規格で、映像音声の入力用端子規格としては最上位の性能を持ちます。
最大240Hzまでのリフレッシュレートに対応するので高リフレッシュレートが求められるゲーミングパソコンで広く利用されています。
Windows 10では電源オフ時にアイコンの配列が変わったりデュアルモニターの設定がリセットされたりなどのトラブルが起きたため普及の妨げになっていましたが、Windows 11ではそれらの問題がほぼ解消されており使用に全く問題ありません。
「hdmi」とは?
「hdmi」とは、「映像音声のデジタル出入力用端子規格」です。
「hdmi」の使い方
映像や音声のデジタル出入力用端子として広く利用されている規格です。
テレビやレコーダーなどデジタル家電ではほとんどが「hdmi」を採用しています。
「hdmi」の中でもバージョンが存在しバージョンごとに対応するリフレッシュレートなどに違いがあります。
「ディスプレイポート」と「hdmi」の違い
「ディスプレイポート」と「hdmi」は対応するリフレッシュレートや解像度などに違いがあり基本的に「ディスプレイポート」のほうが「hdmi」よりも高性能です。
「ディスプレイポート」は自由に使えますが「hdmi」を使用するにはライセンス料が必要という金銭面の違いもあります。
まとめ
「ディスプレイポート」と「HDMI」は、どちらも映像や音声のデジタル出入力に利用される端子規格ですが、性能や用途に違いがあります。
「ディスプレイポート」は高リフレッシュレートに対応し、特にゲーミングパソコンでの利用が広がっています。
一方、「HDMI」はデジタル家電で広く採用され、手軽に利用できる点が特徴です。
性能面では「ディスプレイポート」の方が優れていますが、使用する際のライセンス料が不要な点も注目すべきポイントです。
それぞれの特長を理解し、適切な場面で使い分けることが重要です。